和食のつぼ

 (2012年10月19日記事)
和食のつぼ 茄子編

Part 7 「シシリア茄子のステーキ」

茄子シリーズの最後なので、珍しいシシリア茄子を使ってみたい! と、大介さんにリクエスト。すると…
「この茄子ね、僕も初めて使います(笑)。シシリア人の友達にどうやって使うの? って聞いたら、『切って、バターでグリルする』って言ってましたよ。スライスしてみましょうか? 中身は…ああ、こんな風になってるんだ!」
大介さんも初めて包丁を入れるこのシシリア茄子、大きな茄子の中に、小さな茄子が集まった感じの断面です。普通の茄子よりは少し値は張りますが、その分大きく、こんな茄子が比較的簡単に手に入るのはマルチカルチュラルなトロントならではですね。
「面白いね。大きいから、ピザみたいに上にいろいろ載せたりしてもいいだろうね。油で揚げる料理が続きましたから、今回はグリルで焼いてみましょうか? フライパンで焼いてもいいけど、バーベキューとかグリルパンとかで焼くと美味しそうな焼き目が付きますよ。
じゃあ、まずは隠し包丁を入れてみましょう。初めに少し焼いたら、その時の角度と違う角度で置き直して…ほら、格子の美味しそうな焼き目が付くでしょ? 火が通ったらバターしょうゆで食べてみましょうか?」
大介さんがグリルで焼いたように、バーベキューを持っている人は是非、グリルで焼くことがお薦めです。格子模様の焼き目が食欲をそそります。
初めて食べるシシリア茄子…あ、美味しい! 結構ボリュームがあるので、1人で食べたらスライス一枚だけでお腹がいっぱいになってしまいそうです。自己主張しすぎない淡白な味が茄子のよさでもあるけれど、このシシリア茄子は、立派にメインディッシュを飾ってくれそう。
茄子は夏の野菜ですが、秋に収穫される茄子は、実がしまっていて種やえぐ味が少なく、肉厚で美味しいものが多いそう。是非、食卓のレギュラー選手にしてあげてください。次回からは秋の味覚、「きのこ」を使った料理を紹介します!

今回のつぼ
焼き目模様を綺麗に付けるためにグリルを使うなど、ちょっとした気配りで更に美味しく!