Vol. 10: LCBOで購入できるお勧めブルゴーニュワイン

前回のコラムで、ブルゴーニュワインは買うな! と書きましたが、それでは元も子もないので、オンタリオ州酒類統制局(LCBO)の仕組みを紹介しながら、いくつかお勧めを紹介したいと思います。

LCBOの店内は、General ListとVintageの2つのセクションに分けられています。General Listとは、その名の通りいつでも、どこでも買えるワインです。つまり、どの店舗に行っても通年で買えるワインです。文字にすると簡単ですが、どの店舗とはオンタリオ州全ての店舗です。この広いオンタリオ州全体で通年供給出来るというのは、大きなワイナリーでないと出来ません。

そしてこれは、ワイナリーにとってはビッグビジネスです。無数にあるワイナリーの中から、競争を勝ち抜いて選ばれたワインだけがGeneral Listとして陳列されます。一般的にGeneral Listで買えるワインは、価格に見合った品質の良いワインとして認められており、安心して購入できます。

そして、通常LCBOの奥にある少し高級感のあるのがVintageコーナーです。こちらは、General Listとは対照的に数量限定のワインが2週間ごとに入荷されます。どのワインをどれだけ入荷するかは各店舗に任されている為、お店によって並ぶ商品は様々です。通常は30ドル以上の高級ワインが並びますが、時には15ドル前後の掘り出し物も見つかります。

一般的にVintageコーナーにあるブルゴーニュの白というと50ドル以上のものが多く、特に1er Cru(1級)やGrand Cru(特級)であれば数百ドル以上します。そこでお勧めなのがシャブリです。1級なら40ドル、特級でも100ドル前後と、同じブルゴーニュでもかなり割安です。通常のシャブリはシャープな酸味が特徴ですが、1級や特級は樽熟成しているものも多いです。このため酸味に加えて、ブルゴーニュの最上のものほどではないにしろ、熟成による濃縮感もあり、バランスの取れた味となってます。

また、ブルゴーニュの最南端のマコネー地方から作られるMaconワインは、シャブリの様なミネラル感に加えてフルーティーさがあり、15ドル前後で買えるので日常的に楽しめるブルゴーニュの白です。更にマコネー地方内の上級ワインPouilly Fuisséは30ドル以下で買えるものもあり、こちらも大変お得ですので、試してみてください。



今回のオススメ!Bouchard Père & Fils Beaune
Premier Cru Beaune du Château
Burgundy


 

複数の1級畑の葡萄をブレンドして作ったこのワインは、ブルゴーニュらしい土っぽさと黒チェリーの香りがし、口当たりは軽めのエレガントなワイン。General List。

 

 

 

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