Vol. 13: 暑い日にはキリッと冷えた白ワイン

暑い日が続いてますね。暑い日にはキリっと冷えた白が美味しいですね。前回のロゼに続いて、この夏にお勧めの白ワインをご紹介しましょう。

日本ではあまり馴染みがありませんが、北米で一番人気の白ワインはPinot Grigioです。このイタリア北東を原産地とするPinot Grigio種は、良くも悪くもあまり特徴がありません。柑橘系の香りで、ドライ。酸味もあまり強くないので、非常に飲みやすくなっています。Chardonnayなどと違い、Pinot Grigioは産地やメーカーによる味わいの違いがあまりないので面白みに欠けますが、『とりあえず』の白として最適なのが人気の理由です。そこで、Pinot Grigio以外の夏に美味しい、さっぱりした白を紹介したいと思います。

ナイアガラ産ならRiesling。Dryなものも美味しいですが、暑い日はほのかに甘口に感じるものが美味しいですね。Rieslingの甘口、辛口というのは、酸味とのバランスで決まるので(レモネードが酸っぱく感じないのは大量の砂糖が入ってるためであるのと同じことです)、一概に残糖分を比較してもわからないのですが、1リットルあたり0~10gであれば辛口、10~20gであればほんのり甘味を感じる程度と思ってください。ですが、ドイツ産のRieslingは酸味がより強いので、残糖分が1リットルあたり20g以上あってもドライに感じたりします。

Pinot Grigioはイタリア名であり、フランスではPinot Gris。ナイアガラと並ぶワイン産地のプリンス・エドワード・カントリーは、秀逸なPinot Grisが造られています。これらはイタリア産Pinot Grigioより酸味が強く、口当たりがまろやかなのが特徴です。

最後に、Cheap & Cheerfulなワインを求めるなら、ポルトガルの北西岸に位置するVinho Verdeがお勧めです。シトラスやグレープルフルーツのアロマを伴うフルーティな香り。フレッシュでバランスがよく、物によってはほんの微かに発泡しており、さっぱり飲めます。キンキンに冷やして飲むのがお勧めです。



今回のオススメ!
Grange of Prince Edward Pinot Gris VQA


 

イタリア産のPinot Grigioと飲み比べると、同じ風味がありながら、より個性を感じるワイン。柑橘系に加えて、ピーチや白い花の香りもあります。ボディもしっかりしているので、そのままでも料理とも一緒に楽しめます。

 

 

 

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