Vol.02: 自分にとって「美味しい」ものを知ろう

ワインが好きな方よりも、どちらかというと嫌いな方のほうがその理由を的確に表現できたりします。すっぱい、辛い、苦い。不味いと思う理由は簡単に挙げられるのに、なぜ美味しいかを明確に答えるのは、難しかったりします。

ワインは、他のアルコール類とは違い常に評価にさらされます。その良し悪しは別として、ワインに点数をつけることは、ワインに詳しくない消費者には大変助かります。ここで注意すべきなのは、「高評価=美味しいワイン」ではないことです。点数の高いワインは、専門家が「品質」を客観的に判断しているもので、美味しいか美味しくないかというのは個人の主観的評価です。世界一のパティシエが作ったケーキでも、甘いものが苦手な方はきっと美味しいと思わないですよね。つまり、美味しいワインに出会うためにはまず、自分にとって何が美味しいのか知るところから始まります。

今日のお味噌汁は美味しいね、美味しくないねと言えるのは、たくさんお味噌汁を飲んだ経験があるので、味の基準が自分の中であるからです。一口にお味噌汁といっても、出汁、味噌、具によって味わいは大きく異なりますよね。何が決め手で美味しいと感じたのか考えてみましょう。

今度は、お味噌汁と同じようになぜそのワインを美味しいと感じたのか考えてみましょう。風味、味わい、甘口、辛口、フルボディか否か、余韻は? しかし、いきなりでは難しいですよね。ここで活躍するのがスマートフォン。ぜひ飲んでいるワインを検索してください。そのワインの解説がすぐに出てきます。「プラムやブラックベリーなどの黒系果実のアロマ。スパイシーでパワフルな味わいに、力強いタンニン」なんて読みながら飲むと、初心者でも味わいの表現がわかりやすいでしょう。ラベルの写真を撮るだけで、そのワインの情報を検索できるアプリなども出ています。また記録用にも活用できますが、それが面倒な方は、好きなワインの写真を撮るだけでもかまいません。好みのワインの共通項が見つかりやすく、レストランやLCBOで自分の好みを伝えやすくなるでしょう。


今回のオススメ!Flat Rock Twisted White White Blend


 

 

多品種をブレンドしたワインというと 「○○がこのワインに○○を足し」など、それっぽい謳い文句が並ぶが、実際はただ余った葡萄を使って作ったワインが多いです。TwistedはFlat Rockの看板商品であり、Rieslingの甘味とGewerztraminerから来るライチの香りがマッチし、飲んだ瞬間に「美味しい!」と思えるワインです。

 

 

 

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