元気をつくるカンタン薬膳 ビタミンCを豊富に含むカリフラワー(2017年7月14日記事)

ビタミンCを豊富に含むカリフラワー

カリフラワーの多様な調理方法
ブロッコリーに比べてなかなか食卓にのぼりにくいカリフラワー。私もカナダに来るまでは、口にした記憶はほとんどありません。
カナダ人が生のブロッコリーやカリフラワーを、そのまま普通にディップにつけて食べているのを見たときの衝撃を理解してくださる方も多いのではないでしょうか(笑)。
また、少し前からソーシャルメディア上で、カリフラワーをフードプロセッサーにかけて粉砕したり、包丁で小さなみじん切りにしたものを使い、いろんなお料理にアレンジしている動画をよく見かけます。お米に見立ててチャーハンのように料理したり、ハーブなどを混ぜてTots(トッツ)やBites(バイツ)と呼ばれるひと口サイズのコロッケのようにしたり、こんな食べ方があったのかと驚きました。
初めから粉砕してパッケージになっている、カリフラワー・クランブルや、カリフラワー・ライスなるものも購入できるようです。

畑のレモンと呼ばれ夏バテにも効果的
薬膳的には、消化機能を元気にする働きがあり、特に胃もたれに効果的です。肝の働きを高め、目の疲れを癒して視力を高めることを助けると言われています。また、筋骨を強化し、疲れを溜めにくい体にするのを助ける働きもあるとされています。 栄養学的には、ブロッコリーやキャベツと同じアブラナ科で、ビタミンCを多く含んでいます。
熱を加えても壊れにくいビタミンCで、 ゆでた後でも同量のレモン果汁と同じだけのビタミンCが摂れるといわれており、「畑のレモン」と呼ばれています。ビタミンC不足は夏バテの原因にもなるので、カリフラワーのピクルスなどはぴったりです。
また、食物繊維がキャベツや白菜よりも多く、低カロリー。ビタミンC、食物繊維、低カロリーと三拍子そろいで、特に女性にはうれしい食材です。近年は、カリフラワーに含まれるイソチオシアネートという物質に、発がん性物質の活性を阻害する働きがあることがわかり、抗がん作用が期待されています。

茎までゆでて食べるのがポイント
カリフラワーにはアクがあるので、下ゆでをしてから調理した方がおいしくいただくことができます。茎の部分には、花の部分の倍近くものビタミンCが含まれているので、茎までゆでて細かく刻んで食べると効果も倍増ですね。
また、つぼみ部分は傷みやすく日持ちしないので、早めに使ようにしましょう。3~4日以内に使い切れない場合は、小房を切り分けて固めにゆでておき、水気をしっかり切って冷凍保存するのがおすすめです。

オンタリオでは今が旬の野菜
日本での旬は、冬から春にかけてだそうですが、オンタリオでは6~11月頃がおいしいようです。インターネットで検索するとたくさんレシピ見つけることができますので、夏バテ予防にぜひカリフラワーを取り入れてみてください。
皆さまからのおいしそうなレシピのアイデアもぜひお待ちしております。

 

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