トルコ伝統料理が楽しめるアットホームなレストラン
Anatolia Restaurant
(2015年5月15日記事)

5112 Dundas St. W.

416-207-0596

Manti($15.95)

アジアとヨーロッパの文化が入り混じるトルコ。歴史の深いイスタンブール訪問と世界三大料理を味わうため、トルコへの旅が長年の夢だったが、ここトロントでも本場のトルコ料理が味わえると聞き、「Anatolia Restaurant」へ向かった。赤、白、青の東ヨーロッパ風の壁に掛けられたハンドメイドの美しい皿やタペストリーが印象的な店内で、オーナーシェフのアイシェさんと甥のシャーラさんがまるで親せきのように温かく出迎えてくれた。

ユニークな文化を継承するトルコ風餃子”マンティ“

家庭で昔から食べられる伝統料理のメニューが多く、ゲストに心から寛いでもらえるようなホスピタリティを大切にしているというAnatolia Restaurant。まずは、家庭料理の代表格でトルコ風餃子とも言われる「Manti」をチョイス。トルコでは嫁入り前の女性たちが、この餃子をいかに小さく作れるかで、未来の姑に自分の料理の腕を示すという風習があるといい、皮から手作りするのが主流。アイシェさん手作りの皮は、日本の一般的な餃子の皮よりも弾力があり、モチモチした食感。タネにはラム肉を使う家庭もあるというが、ここでは牛肉を使用。そこにニンニクを加えたヨーグルトソースをたっぷり絡めていただく。絶妙に茹で上げられた皮の噛み応えの良さ、ヨーグルトソースの爽やかな酸味、そして最後に舌に残る牛肉の甘味が癖になる。さらにミントやチリパウダー、パプリカ、バターがいいアクセントとなり、食欲を後押しする。


ラム肉と牛肉のコラボレーション

続いて、「ユフカ」と呼ばれる小麦粉が主成分の薄い生地で、ラム肉と牛肉のケバブを巻いた「Beyti」をオーダー。こちらはManti とは対照的で、通常はレストランで食べられるという。ラム肉と牛肉を混ぜたケバブをトマトソースと一緒にパクリ。独特な臭みのあるラム肉だが、牛肉と合わせてあるため、その旨味が肉全体の味を引き締めていることに驚く。もちろん、軽めのトマトソースとの相性も抜群だ。

締めにはぜひ、手作りのデザートとターキッシュコーヒーを。運が良ければ、シャーラさんがカップに残るコーヒーの跡で行なう伝統の”コーヒー占い“をしてくれるかも。

▲小さくカットされているので友人らとシェアするのも◎ /Beyti(昼$17.95、夜$19.95)



▲美しい皿や絵画などが並ぶ店内は待ち時間も飽きさせない

▲自慢の腕で“母の味”を提供し続けるアイシェさん

▲トルコで厄除けを意味する“ラッキーアイ”が店のシンボル


 
 
Anatolia Restaurant

5112 Dundas St. W.

416-207-0596

アクセス:地下鉄Islington駅または地下鉄Kipling駅から徒歩 13分
営業時間:火~木 17:00~22:00、 金 11:30~23:00
               土 12:00~23:00、日 12:00~22:00