陽気なジャマイカ料理で身も心もハッピーに
Caribbean Sunset Restaurant & Bar
(2018年2月9日記事)

753 Queen St E.

416-320-8967



Jerk Chicken/香ばしくグリルされたチキンは、ピリ辛でコク深い味わい。添えられたソースをかけることで、味の変化も楽しめる($13)




クイーン通りを東へ向かい、ドン川を渡ると現れるレスリービル地区。新しいカフェやレストランが点在する注目のエリアだが、その西側に位置するジャマイカ料理店が今回紹介する「Caribbean Sunset」。入り口に入ってすぐの壁一面には、カナダの国旗を中心にカリブ海諸国の国旗と、陽気で穏やかなビーチを写した絵画が描かれている。ウッド調のカウンターやインテリアなど内装は、常夏のジャマイカの海辺にあるカフェをイメージして、オーナーがデザインしたという。店内は白壁に統一されており、実際には決して広くはない客席だが、どこか開放的な雰囲気を演出してくれる。そんな陽気で自由なイメージが強い、ジャマイカ人のパワーの源となるジャマイカ料理を今回は紹介しよう。
まずはジャマイカの代表的料理「Jerk Chicken」を注文した。「Jerk」とはシナモン、胡椒、唐辛子などの香辛料やハーブなどを混ぜ合わせて作ったソースのこと。このスパイシーなソースをたっぷりと浸み込ませてこんがりと焼いたチキンの、香ばしい香りが食欲をそそる。ピリッとした辛さのなかにも、数種類のスパイスが織り成す深みある味わいと、肉汁から溢れ出る旨味は食べる手が止まらないほど。添え付けのソースは、オックステール(牛の尻尾)ベースのグレイビーソース。 濃厚でこってりとした風味が一層ジャークチキン本来の辛みを引き立せ、繊細な一品へと変化させる。ジャマイカ料理の王様と呼べる必食料理だ。
「House Made Patties」は、ペイストリー生地にスパイシーに味付けした具を挟み半月型に焼いた、ジャマイカでは定番のファストフード。現地ではチェーン店などもあちこちにあり、多くのジャマイカ人に愛されているという。サクサクのパイの中には、カレー味の牛ひき肉がたっぷり詰まっている。プランテンのフライも付くのでかなりのボリュームがあり、価格も$2と破格の値段なので、軽いランチにいただくのもおすすめの一品。
さらに、ここではメイン料理を注文すれば、サイドメニューとしてライスやサラダ、カレーなど7種類の中から好きなものを選ぶことができる。中でもジャマイカらしい陽気な名前の「Festival」はジャマイカ版のドーナッツ。ほんのり甘く、ふわっとした食感であるが濃密な歯ごたえで、日本人にとってはどこか懐かしく感じるオーソドックスでシンプルな味わいを感じることができるだろう。お好みでケチャップをかけて食べるのがジャマイカ流とのことだ。
スパイシーな料理をおつまみに楽しめる、トロピカルなカクテルも人気のメニュー。木曜日から週末にかけては午前2時までのバー営業も行なっているので、レスリービル地区に出かけた際にはぜひ立ち寄ってみてほしい。
〈文/塚原さおり〉




House Made Patties/フォークを刺した時のサクサク感が食欲をそそる定番メニュー。中身はカレー風味のひき肉がたっぷり($2)



Chicken Curry/ホロホロになるまで煮込んだ大ぶりのチキンが堪らない。じわじわと辛みが効いてくるカレーとの相性も抜群だ($14)



Island Soda/常夏の国に暮らすカリビアン達のソウルドリンク。すっきりとした味わいが楽しめる($3.50)



 

Caribbean Sunset Restaurant & Bar

753 Queen St E.

416-320-8967


月〜水  12:00〜22:00
木〜土  12:00〜2:00
 日   11:00〜20:00