上質なフレンチを気軽に楽しめる居心地のいい空間
Concession Road
(2015年11月20日記事)

760 St. Clair Ave. W.

tel:416-658-0460

▲手前)Beef tartare,asianpear,pickledvegetables,quail egg yolk,toast (スモール$15、レギュラー$22)、
奥)Chilled soufflé cheesecake, whipped cream, chocolate-hazelnut bark($8.50)

世界各国の魅力を詰め込んだフレンチ創作料理

「もっとフレンチを身近に」というコンセプトで色々な人に楽しんでもらいたいという、シェフ田丸雅行さんの思いが形になったConcession Road。このレストラン名の由来は、同店が建つセント・クレア通りがかつてConcession Road3と呼ばれていたことから、名付けたそう。料理の内容は定番のフランス料理を意識しつつも、多様な国の文化や特徴を織り交ぜ工夫を凝らした、オリジナルメニューが多い。食材はシェフ自らが厳選し、旬の食材をその季節に合った方法で調理するよう意識しているという。

まずはアペタイザーから。サーロインステーキ肉を使用した豪華で繊細な牛肉のタルタル「Beef tartare, asian pear, pickled vegetables, quail egg yolk, toast」は、牛肉の下に和梨が敷かれている。少し斬新ではあるが、意外にも相性は良く、韓国料理からインスピレーションを受けたとか。添えつけのピクルスは、全て自家製で彩りを添えている。見た目にも美しく繊細な一皿は、その場の空気を華やかにしてくれるだろう。



▲Waldorf salad, celery root, apple, walnuts, frisée + truffle walnut dressing($12.75)
続いて注文したサラダ「Waldorf salad, celery root, apple, walnuts, frisée + truffle walnut dressing 」は、セロリとリンゴがパズルのように組み上げられた、ユニークな形で登場。ドレッシングには、トリュフオイルやトリュフペーストなどを使用。カナダ特産のリンゴをふんだんに使ったこのサラダは、地元ならではのサラダといったところ。セロリは根の部分を使っているので、通常のセロリより歯ごたえがあり、まろやかな味わいだ。



▲その日の仕入れによって変わる日替わりの魚料理/Chef’s daily fish($23.75)
そしてメインディッシュは、日替わりの魚料理「Chef’s daily fish」をいただいた。今回は、黒鯛をふっくらと焼き上げている。パセリとグリーンオニオンのハーブオイルと、パプリカなどをワインで煮詰めたものの2種のソースが淡白な魚の味わいに、奥行きと風味を加えている。


そしてデザートは、日本風のスフレタイプのチーズケーキ「Chilled soufflé cheesecake, whipped cream, chocolate-hazelnut bark」。小麦粉を一切使っていないので、ふわふわしているのに、しっとり濃厚で、ペロリと食べられてしまう。ここはカロリーを気にせず、バニラビーンズ入りのホイップクリームをつけながら頬張ってほしい。絶妙なコンビネーションにやみつきになること間違いなし。甘さ控えめで大人の味なので、スイーツが好きな人にはもちろん、甘いものが苦手な人でも楽しめるはず。

同店は上品かつカジュアルな内装で、キッズメニューもあるので、お子様連れのファミリーでも安心して足を運べる。また、日曜日から火曜日まで、選べる前菜とメインにデザートが付いて32ドルというお得なコース料理もあるので、ぜひ足を運んでみてほしい。 




 〈文・写真/大塚 まり〉


 
 
Concession Road

760 St. Clair Ave. W.

416-658-0460

アクセス:St. Clair West駅から徒歩13分
営業時間:
月~水 17:00~22:00
木~土 17:00~23:00
日  17:00~22:00