邸宅レストランでいただく正統派コンチネンタル料理
Mixed Seafood Platter
シーフードの盛り合わせ(2012年6月15日記事)

125 Moatfield Dr.

416-391-1424

Mixed Seafood Platter($66.95)

今、多くのレストランでは毎月のように新しい料理が作り出され、メニューが入れ替わる。クリエイティブな料理は刺激的だが、いつ行っても同じ味が楽しめる安心感というのも時には恋しくなるだろう。「The David Duncan House」はそんな安心感を与えてくれるレストランだ。19世紀後半に建てられたビクトリア様式の邸宅を移築し、レストラン部分を増築して25年前に開業。以来、アールヌーボー様式のインテリアで重厚に飾られた店内では、いつも変わらないサービスと味が客を待っている。
 

豪華な雰囲気の中、スペシャルな料理が登場

メートル・ド・テル(給仕長)に迎え入れられた後、オーナーのビルに伴われて店内の階段を上がって席へと案内される。店内を見渡せる桟敷のような席に着くと気分はVIP。天井のステンドグラスやアンティークの装飾品・調度品の数々も目を引くが、常に客に目を配って適時適切なサービスを怠らないウェイターの仕事ぶりからもレストランの風格が伝わってくる。そして肝心のお料理。お勧めの「Mixed Seafood Platter」は、巨大なロブスターテールやタラバ蟹足を満載した豪華な大皿料理だ。

味もプレゼンテーションも変えず客の期待に応え続ける

味もプレゼンテーションも変えず客の期待に応え続ける 2人前かと疑いたくなるボリュームだが、これで1人前。むっちり肉厚のロブスターテールはそれだけでランチのメインになりそうな大きさだ。最高品質のアラスカ産タラバ蟹の太くて立派な足。ロブスターの影に隠れているけれど、実は決して小さくないタイガーシュリンプ。どれも蒸してからオーブンで焼き付けるシンプルな調理法だから、3種類の甲殻類それぞれのおいしさを比べながら味わうことができる。そしてバターで焼いてうまみを引き出した帆立と、ほうれん草のソテー&オランデーズソースを合わせた定番、牡蠣料理のオイスター・ロックフェラー。どちらも濃厚な味で、さっぱりした海老や蟹とのバランスが良い。大変な量だと思ったけれど、店内の心地よいざわめきとワインに酔ううちに、お皿にはいつしか殻が山積み。
あの料理をまた食べたいと思った客がいつ来店しても、常に同じ高品質の料理を同じプレゼンテーションで提供できるようにしているとオーナーのビル。これは簡単なようで実は非常に難しいこと。客を第一に考える姿勢が料理にもサービスにも貫かれていることが感じられた。
 
 
The David Duncan House

125 Moatfield Dr.

416-391-1424

アクセス:Don Mills Rd.×York Mills Rd.から徒歩5分
営業時間:【Lunch】月・金/11:30〜14:30【Dinner】毎日/17:00~23:00