週末の気分を盛り上げてくれるイノベイティブなブランチ
Entice Culinary Lounge
(2016年6月17日記事)

1036 Queen St. W.

tel:416-368-4231

▲ふわふわの生地にとろっとしたマスカルポーネのやさしい甘さが絶妙!/French Toast Rolls($15) ※ブランチのみ

シェフの創造性×旬の食材を一皿に凝縮

個性的なファッションアイテムを扱うブティックが並ぶ、クイーン・ウエスト通り。言わずと知れたファッションストリートのこの通りは、食に関してもインディペンデントなレストランが軒を連ねている。今回は、クイーン通りとオシントン通りからすぐの位置にあるレストラン「 Entice Culinary Lounge」にお邪魔した。


「グローバル・ビストロ」をコンセプトに、北米の家庭料理に一手間加えた創作料理を提供している Entice Culinary Lounge。今年2月にオープンしたここには、トロントの一流ホテルで経験を積み、Art Gallery of Ontario(AGO)に併設されている「Frank」でシェフを務めた経験のあるライアン・ウィルソン・ロール氏による独創的な料理がメニューに並ぶ。「美味しい料理を食べると瞬時に幸せな気分になるよね。そういう姿を見るのが楽しい」と話すロール氏。今回はブランチの中から、シェフおすすめの3品を紹介しよう。

まずは、季節の野菜を織り交ぜたサラダ「Strawberry Rhubarb Salad」がテーブルに運ばれてきた。


▲ストロベリーとルハーブの酸味が効いた初夏にぴったりのさっぱりした味わいのサラダ/Strawberry Rhubarb Salad($12) ※ディナーのみ

ルッコラ、フリルレタス、そして作り立てのリコッタチーズ、クルミの入ったこのサラダで、ストロベリーとともにサラダのアクセントとなっているのがルバーブ。日本のスーパーではあまり見られないルバーブは、大きな葉とフキのような茎を持ち、北米やヨーロッパでは茎の部分をジャムやお菓子、また、サラダなどに使われている野菜だ。バルサミコベースのドレッシングがかかった爽やかなこのサラダでは、リンゴのような瑞々しい酸味を持つルハーブが夏らしい食感を加えている。

続いては、北米のブランチメニューの定番、エッグベネティクトの「Benny」。店によりスタイルにバリエーションのあるエッグベネディクト。ここでは、イングリッシュマフィンにハウスメイドのチキンのソーセージを重ねている。


▲リンゴとスパイスを混ぜたソーセージをのせたエッグベネディクト/Benny($16) ※ブランチのみ


オニオン、ディル、リンゴを混ぜて手作りされたソーセージは、チキンのさっぱりとした味わいとリンゴのほのかな甘みが感じられ、濃厚なオランデーヌソースとのバランスが絶妙だ。

3品目は、特に女性に人気が高いというフレンチトースト「French Toast Rollls」。


耳を除いた食パンに、たっぷりのマスカルポーネクリームを巻き込み、卵液に漬けて焼き上げたロール状のフレンチトーストは、ふっくらとしていて、まるでスポンジケーキのよう。濃厚なコクとなめらかな舌触りのマスカルポーネクリームと相まって、やさしい甘さが口いっぱいに広がる。シェフの一押しメニューというのも納得の一品だ。


平日はディナーのみを提供しているEntice Culinary Lounge。ブランチメニューは土日のみの提供なので、週末のクイーン・ウエストやオシントン・アベニュー散策と合わせて、楽しもう。

〈文/青木 りえ・写真/安西 護〉


 
 
Entice Culinary Lounge

1036 Queen St. W.

416-368-4231

Ossington Ave.×Queen St. W.から徒歩2分
ディナー 火・水 17:00〜24:00、木〜土 17:00〜26:00
ブランチ 土・日 11:00〜15:00