パティオで楽しみたいモダンな農園風料理
Marinated Grilled Quail
バルサミコとハーブでマリネした鶉のグリル(2012年5月18日記事)

503 College St.

416-944-8884

Marinated Grilled Quail ($24)

Cochinita Pibil( Lunch $17.95, Dinner $19.95)

パティオで過ごすのにぴったりの季節がやってきた。賑やかな通りに面したパティオも悪くないが、もっと落ち着いて食事を楽しみたい時にぴったりの場所がある。それはリトル・イタリー地区にある「Grace」のパティオ。店の奥をガラス扉と白壁で仕切り、天井から柔らかな光を取り込むようにした明るく楽しげな空間で、初夏にふさわしい料理を味わってみよう。

素敵なパティオに似合うのはどんな料理?

籐製のチェアに座って店の雰囲気を楽しんでいると、まずは「HalibutCheek Tortelloni」が運ばれてきた。白い器に盛られた瑞々しい新緑を思わせる色合いが素敵なアペタイザー。穏やかな光に満ちたパティオに良く似合う。透明感のあるむっちりした指輪型のパスタ、中に詰められた脂ののった白身魚、そしてフェンネルを使った緑と白2種類のソース、と三拍子揃ったトルテローニに、サラダ野菜と青林檎の爽やかでしゃきしゃきした食感が加わり、繊細なおいしさが楽しめる。

初夏のイメージにぴったりの美しくモダンな農家風料理

上々の滑り出しに満足したところに、やってきたのがメインの「MarinatedGrilled Quail」だ。小さな骨付きの鶉のモモ肉と、その間を埋めるようにレンズ豆の煮込みがナッツと共に敷かれ、カリカリベーコンとスイスチャードを添えた何とも愛らしい一皿。鶉は、鶏よりも身が締まり一段と味が濃いような気がして、個人的に大好きな食材だ。一見BBQ風こってり味のようだが、グリルする前にバルサミコやハーブでマリネしてあるから意外に酸味が効いている。初夏らしい味わいだ。旨みが染み込み、ほくほくしたレンズ豆や脂が甘いベーコンがさっぱり味の鶉によく合う。洗練されたプロの料理なのに、まるで家庭料理を食べているような気楽な気持ちにさせてくれる、人懐こい素朴な味わいがうれしい。

デザートは、クラシックとイタリアン、2種類のメレンゲをグラハムクラッカーやレモンカードと共に楽しむ「Floating Island」。これも新緑のような爽やかな彩りが美しい。クラッカーにメレンゲとレモンカードをつけ、コリアンダーとともにいただくと、エキゾチックで斬新なスモア(マシュマロを炙ってクラッカーで挟んだおやつ)みたい!

最初から最後まで期待を裏切らない”モダンな農家風料理“に大満足。まるで大きな農園の美しい木陰の食卓で、おもてなしを受けたような気持ちになった。
 
 
Grace Restaurant

503 College St.

416-944-8884

アクセス:Bathurst St.×College St.から徒歩2 分
月~土 18:00~終了まで