日本とカナダのマリアージュ
赤が基調のアートな空間でちょっとリッチに
ki modern japanese + bar
(2015年8月21日記事)

181 Bay St.

416-308-5888

▲左からSmoked Salmon($13)、Lobster($20)、大トロ($19)とハマチ($10)、
イカ ($7)と紅鮭($8)、Kiwi Tuna($15)

ユニオン駅から程近いカナダ版モダン料亭

ダウンタウンの金融街にあるブルックフィールド・プレイスの中に位置する「ki modern japanese + bar」。高い天井でかつアーティスティックな空間のメインエントランスが、上質な異空間へ誘ってくれる。店名の「ki」は、「生」が由来で、「純粋」といった意味が込められているという。

 同レストランでは、新鮮な旬の食材を活かした寿司や刺身など、鮮魚のコールドプレートが自慢。まずは、食感と盛り付けの美しさにもこだわった巻物寿司を堪能。色とりどりの巻寿司は、まるで宝石を散りばめたよう。アート性にも敏感なシェフならではのセンスを感じさせる。「Kiwi Tuna」は、マグロを乗せた巻寿司の上にさらにマンゴーソースをトッピングしたキウイが置かれている。クリーミーでほんのり甘いソースとキウイの相性が抜群で、寿司の中のさっぱりしたトマト・サルサときゅうりが、全体の味をまとめている。

「Lobster」は、ロブスターとアボカド、マンゴー、きゅうりを薄焼き卵で巻いたもの。身がしまったロブスター旨味と卵の相性も格別でついつい箸が進んでしまう。人気の「Smoked Salmon」はアボカド、ほうれんそう、ゆず、生姜などを巻いた寿司の上にスモークサーモンを置き、クリスピーココナッツをトッピングしている。




サイドディッシュで注文した「Scallop + Compressed Honeydew Ceviche」は、中心にそびえるメロンをレンゲが取り囲む目にも楽しい一皿。レンゲの中は新鮮なホタテとメロン。そこに爽やかなゆずレモンライムが香るソースがかかり、ちょっと変わったセビーチェを楽しめる。もう一品、軽く炙ったハマチで紫蘇を包んだ「Hamachi + Jalapeño」をオーダー。ハマチの上にはメキシコを代表する青唐辛子であるハラペーニョの輪切りと生姜の千切りが添えられている。レモンが効いたゆず醤油でいただくと、ぴりっとした辛さとゆずの酸味が爽やかな驚きを与えてくれる。ハマチは日本産のものを使用。ハラペーニョが少し斬新に思えるが、ピリッとした味わいは日本の山葵を意識したものとだという。

▲ゆずレモンライムの香りが爽やかなソースと粒味噌がホタテの旨味をさらに引き出し、見た目もまた美しい
/Scallop + Compressed Honeydew Ceviche($16)


▲紫蘇を包んだ日本産のハマチに、山葵をイメージしたハラペーニョをトッピング/Hamachi + Jalapeño($16)

「ki modern japanese + bar」では、前述したようなフュージョン料理も多いが、日本の伝統的な握りや、天ぷら、串焼きなども取り揃えている。アルコールは、ワインやカクテル、ビールなどを豊富に取り揃えているだけでなく、日本の酒リストも目を見張るものがある。純米酒、大吟醸などの日本酒はもちろん、焼酎や梅酒、柚子酒など80種類以上。酒ソムリエが在籍しているので、何を飲もうか迷ったら、注文した料理や気分に合うお酒を相談したい。ドレスコードはないものの、少しフォーマルな装いや普段より着飾って行くのがおすすめだ。







 
 
ki modern japanese + bar

181 Bay St., Bay Wellington Tower

416-308-5888

アクセス:地下鉄Union駅から徒歩5分
営業時間:Lunch 月~金 11:30~16:00
              Dinner 月~土 16:00~23:00
              Cocktail Bar 月~土 16:00~25:00