伝統の味を受け継ぐ健康と美容にいいエジプトのお袋の味
Maha's
(2015年12月18日記事)

226 Greenwood Ave.

tel:416-462-2703

▲左から時計回りに)Seasoned Garlic Tomatoes($3)、 Hummus($4)、 Seasoned Mixed Olives($3)、Babaghanoug($4)、 Egyptian Beet Salada($4)、 Dokka($6)

日本人の舌にも合う野菜と豆たっぷりの料理

昨年の秋にオープンしたばかりの、エジプト料理レストラン「Maha's」。エジプト料理と聞いて、すぐに思い浮かぶ料理は少ないかもしれない。だからこそ今回は、トロントでもあまりないエジプト料理の魅力に迫りたい。中東料理というジャンルでひとくくりにされがちだが、店長のマハさんは、誇りを持ってエジプト料理を伝えたいと言う。マハさんは、小さい頃から料理が大好きで、トロントに移住後、友達の勧めでケータリングを始めたところ評判を呼んだため、お店を開くことを決心した。料理は作り置きをせず温め直しもしない、常に新鮮なものを提供することをモットーとしている。エジプト料理は、豆やパセリを中心に野菜をたくさん使っており、カロリー控えめなものが多いので、体に負担が少ないのが特徴。どことなく日本料理にも味が似ていて、意外と親近感が湧く。

このレストランでは基本的に、小皿料理を幾つか選んでワンプレートで楽しむという形が主流。好きなもの少しづつ選んで皆でシェアする文化があり、1人1品が基本の欧米文化と比べて、日本と少し似ている感がある。そこで今回は、色々な小皿を注文してみた。まずは、エジプトの伝統料理でもあるトマトのマリネ「Seasoned Garlic Tomatoes」。ニンニクとコリアンダーの香りが印象的で、さっぱりして爽やかな後味。続いて、中東料理で一般的な「Hummus」は、エジプト料理にも欠かすことのできない定番料理。パンなどにつけて食べるクリーミーなひよこ豆のペーストは、程よい塩気が何にでも合う。ニンニクとレモンが香った後、スパイスとパセリのフレッシュ感がふわっと追いかけてくる。さらにHummusと似ているが、ナスとゴマをベースにした伝統的なペースト「Babaghanoug」も交互に味わうと違いがわかりやすい。これらのペーストによく合うのが、ピタパンの「Dokka」。ナッツとスパイスのディップに加え、オリーブオイルがついて来るが、優しい甘みがあるピタパンは、スパイシーなものが多いサイドディッシュと一緒に食べるとより美味しいだろう。さらにオリーブのマリネ「Seasoned Mixed Olives」や甘みがあるビーツのサラダ「Egyptian Beet Salada」もおすすめだ。

ほかに、もう1つのお店の看板メニューとも言えるのが、そら豆をふんだんに使ったスープ「Foole:Any Style」。そら豆とトマトや玉ねぎなどの野菜を長時間煮込んだスープは、体を芯から温めてくれる。


▲エジプトで定番のゴマペースト「Tehena」とどうぞ/Falafel(2個セット$4)

また、ファラフェル好きに是非試してもらいたいのが、ここの「Falafel」。中東ではひよこ豆を使ったファラフェルが一般的だが、エジプトではそら豆を使い、古代からの伝統的な料理だと言う。


▲BETENGAN/$7


▲ARNABEET/$8


▲Chocolate bread/$6


〈文・写真/大塚 まり〉


 
 
Maha's

226 Greenwood Ave.

416-462-2703

Gerrard St. E.×Greenwood Ave. から徒歩1分
営業時間:
月・火・木・金  8:00~19:00
  土・日    8:00~17:00