新鮮な魚介類が味わえるハワイの伝統料理
North Poké
(2016年11月18日記事)

179 Baldwin St.

tel:416-599-7653

ケンジントンマーケットで南国気分を味わおう

トロントの雑多なカルチャーが見られるエリア、ケンジントンマーケットに、南風を運ぶ新たな店が登場した。10月にオープンしたばかりの「North Poké」は、ハワイの伝統的な料理”ポケ”を提供しているテイクアウト専門店だ。ここ最近トロントで新たなブームとなりつつあるポケは、魚のマリネを使った海鮮丼のようなもの。「ポケ」はハワイの言葉で”魚の切り身”という意味を持ち、特製のタレをからめたマグロやサーモン、タコといった魚介類の切り身をごはんの上に乗せ、野菜や海藻などを添えていただく。生魚を好んで食べる日本人の舌には良く合うだろう。

オーナーのリンダさんは、2004年頃にハワイを訪れた際に、初めてポケを食べて以来ずっとその味に夢中になっているという。もともと、お寿司が好きだったこともあり、生魚に対するこだわりが高じてのオープンとなった。ケンジントンマーケットにお店を構えた理由は、新鮮な魚をいつでも仕入れることができるからだと言う。特にカナダ産のサーモンをふんだんに使った「Waimea」はトロント独自のメニュー。唐辛子とガーリックのオイルが絡まった、とろとろのサーモンがたまらない。アボカドや枝豆、玉ねぎや海藻といった、これまたヘルシーな素材をたっぷり乗せていただこう。


▲手前左から時計回りにWaimea(Reg$9.95)、
The Big Wave(Reg$10.95)、Hawaii Classic(Reg$10.95)

醤油たれで味付けをした「Hawaii Classic」は、アヒ・ツナ(キハダマグロ)を素材にしたハワイの定番。キュウリ、玉ねぎ、アボカドなどの野菜が彩りを添え、マカダミアナッツやフライド・エシャレット、ゴマなどの薬味が食欲に火を付けてくれる。全部で6種あるメニューの中でも特に人気なのが「The Big Wave」だ。アルバコア・ツナ(ビンチョウマグロ)をハラペーニョオイルで和え、ブラックガーリックとマヨネーズ、エシャレットのピクルスを添え、そこに天かすをふりかけて食べ応えのある食感に仕上げている。さらにポケと一緒にオーダーしたいのが「Spam Musubi」。日本でも馴染みがある、ごはんにスパムを乗せてノリで巻いた“スパムおむすび”を、ここではオリジナルとテリヤキの2種類の味で提供。


▲軽食にもぴったりなスパムおむすび/Spam Musubi(1個$2.50、2個$4)

店内はトロピカルなムードで、日本人のアーティストが描いたというロコガールの壁画が南国の雰囲気を出している。テイクアウト専門店だが、店内の窓際にあるカウンターテーブルで立ち食いも可能なので、ケンジントンマーケットの散策中に立ち寄ってスナック感覚でいただけるのも嬉しい。実際に、スナックサイズ($5.50~)など3種類のサイズでポケを提供しているのでお試しあれ。トロントではハワイからアメリカの西海岸に飛び火した“カリフォルニア・ポケ”なども人気を集めているが、王道のハワイアンスタイルを味わいたいなら、ぜひNorth Pokéを訪れてほしい。
〈文/佐藤 梢・写真/渡辺 一樹〉

North Poké

179 Baldwin St.

416-599-7653

Spadina Ave.×Dundas St. W.から徒歩5分
North Poké 毎日 11:00~21:00