タイを旅する気分を味わえる、代々受け継がれた本場の味
PAI
(2015年8月7日記事)

18 Duncan St.

416-901-4724

▲様々な食感が絡みあうカレーヌードル/Khao Soi($15)

心も体も満足なタイのお母さん食堂

独特な香草や野菜、スパイスを使ったタイ料理は、日本人だけでなくトロントニアンにも広く受け入れられている。今回訪れたのは、去年の5月にオープンしたレストラン「PAI」。ランチもディナーもすぐに満席になってしまう人気店で、ダウンタウンというアクセスし易さもさることながら、シェフのヌイさんがお母さんから受け継いだという、家庭的な美味しさのタイ料理が人気の秘密だ。

▲木製テーブルやドア、カラフルな装飾品がパイの雰囲気を醸す店内。バーカウンターやパーティールームもある

食べ方いろいろ!伝統料理「Khao Soi」

店名「PAI」はタイ王国北部に位置する小さな街の名前から取った。オーナーのジェフさんとヌイさん夫妻の思い出の地でもあるパイの自然豊かで温かい雰囲気をレストランに反映したかったのだという。そのコンセプト通り、店内はカラフルなタペストリーや照明、タイから船で運んできたという、味のある木製ドアで内装され居心地の良さを演出している。一品目は、タイ北部の代表的な麺料理「Khao Soi」。一般的なイエローカレーよりもクリーミーなゴールデンカレーに、ヌイさんお手製の玉子麺とごろごろとしたお肉が入り、ピクルス、ライム、スパイシーソースをお好みで入れて食べる。ココナッツミルクやコリアンダー、グリーンオニオン、数種類のスパイスが入ったカレーを平たい玉子麺に絡めて食べると、カレーのまったりとした舌触りと癖のない優しい甘味が口に広がり、最後に玉子麺の豊かな風味とピリッとした辛さが残る。さらに、揚げた玉子麺を崩すと、今度はポリポリとした食感が楽しい。牛肉と鶏肉からチョイス可能なお肉は驚くほど大振りだが、よく煮込んであるため中まで柔らかい。そして日本でいう福神漬けのようなものだろうか、添えてあるピクルスをカレーに入れると甘味の中に酸味のパンチが加わり、美味しさが無限大に広がる。


人気メニューの「Pad Gra Prow」は、ご飯と炒めたひき肉、目玉焼き、ホーリーバジルをミックスしてニンニクやチリペッパー、ライムなどが入った少し辛めのソースをかけて食べるシンプルな料理。ひき肉は牛、豚、鳥肉から選ぶことができ、今回は豚肉とエクストラで豚バラ肉をトッピング。ジューシーなひき肉とほかほかご飯、卵の相性の良さは言うまでもなく、そこにホーリーバジルの主張しない爽やかな風味と食欲をそそるソースが加わればもう最後の一口まで箸を止めることができない。その他Betel leafという葉にエビやローステッドココナッツ、玉ネギ、生姜などを包んで食べる前菜の「Miang Kung」やカボチャのかき揚げ「Grabong」などもぜひ試してみてほしい。

▲Pad Gra Prow with Crispy Pork Berry($16.50)

▲見た目も華やかな一皿。野菜やエビ、ライム、ココナッツ、アーモンドなどを包んでホットペッパーやココナッツシュガーをかけて食べる。食感、味共に抜群/Miang Kung($14)

▲素材本来の甘さが嬉しいカボチャのかき揚げ「Grabong($11)」はみんなでシェアできるボリューム




▲二人三脚で人気レストランを切り盛りするオーナーのジェフさんとシェフのヌイさん。
「パイを旅する気分を味わってほしい」と笑う




 
 
PAI

18 Duncan St.

416-901-4724

アクセス:地下鉄St. Andrew駅から徒歩5分
営業時間:月~木 11:30~22:00 / 金・土 11:30~22:30 / 日  17:00~22:00