ウィンターリシャスとバレンタインデー、至福の時間を過ごすなら
Parlor Foods & Co.
(2015年2月6日記事)

333 King St. W.

416-596-0004

Parlor Plate For 2(バレンタインディナー一人前$55の前菜 ※写真は2人前)

トロントの風物詩、ウィンターリシャスの季節がやってきた。200店以上のレストランが腕をふるう大人気イベント、今回は昨年11月にオープンしたParlor Foods & Co.が初見参。その後に続くバレンタインデー限定メニューと共に、注目のカナディアン・キュイジーヌをコースで味わえるまたとない機会だ。温もりを感じる雰囲気の中で、今だけのトロントの冬メニューを味わおう。

ベジタリアンにもうれしい選択肢

Parlor Foods & Co.の扉を開けると最初に現れるのは、松の断面を天井から壁まで張り巡らせた木の香り漂う空間。まずはここで森林浴気分を味わってリフレッシュ。メインホールにも古いガラスボトルを使った照明や手作りの木製テーブルが並び、気取らないセンスのよさがキラリ。料理にも通じるものがあり、カナダ産の食材のみを使用した地産地消に徹底している。

注文してみたのは、ウィンターリシャスとバレンタインどちらのディナーメニューにも入っているメイン料理「Mushroom and Rye Berry Ragout」。ピュレと具材の両方に使われているのは、根セロリことセロリアックだ。そこにきのことライベリーのラグーが加わり、たんぽぽのフライが彩りを添える。クリーミーでやさしい味わいにライベリーの弾力ある食べ心地がアクセントになって、満腹感がある一品だ。

▲お腹も味も満足かつヘルシーな、いいとこ取りの一品/ Mushroom and Rye Berry Ragout(ウィンターリシャスディナー$35およびバレンタインディナーのメインディッシュ)

とっておきの夜の始まりはこの一品

「ひとつのプレートを仲良くわけあう」。そんなスタイルを楽しめるのが、バレンタインデー限定のディナーコースに含まれている前菜「Parlor Plate For 2」だ。

こちらは、サラミや鴨の生ハムなどのシャルクトゥリーに、ケベック産チーズ、自家製パンやピクルスなどがウッドボードに載って登場。極薄にスライスされたシャルクトゥリーは、口の中に入れると良質の脂が消えゆくように溶け出す。それを一番実感できるのは、真っ白なラード。舌の上でとろ〜っと液状に変わると同時にスモーキーな香りが鼻孔に抜けて、うっとりするような食体験が待っている。「ピクニック気分で食べてほしい」とオーナーシェフのジェイソンさん。Parlor Food & Co.のテーマである「キャビン・イン・ザ・シティ」を体現したような一皿が、あなたと大切な人との特別な夜を演出してくれるだろう。

もうひとつの前菜「Parlor Caesar Salad」は、山小屋の暖炉の火で炙ったような焦げ目のついたロメインレタスが食欲をそそる温かいサラダ。ナイフを入れると「パリッ」と音を立てて葉が崩れる、絶妙の焼き加減が特徴だ。青々しさと香ばしさに、ドレッシングに入ったオンタリオ産レモンの香りと自家製ベーコンのまろやかな塩味も加わって、シーザーサラダがオリジナリティ溢れる一品に昇華している。

▲地元食材+Parlor流でシーザーサラダが個性的に生まれ変わる/ Parlor Caesar Salad(バレンタインディナー$55の前菜)

最後にバレンタインのディナーメニューのメイン料理からもうひとつ、「Pan Seared Arctic Char」を紹介したい。丁寧に焼かれたアラスカ産北極イワナを、火焔菜のベルベットのような真っ赤なソースが取りまくバレンタインらしい一皿だ。脂ののった北極イワナのやわらかな肉厚の身を堪能しよう。

▲ミディアムレアの焼き加減が魚の柔らかさを最大限に引き出す/ Pan Seared Arctic Char (バレンタインディナー$55のメインディッシュ)



▲ウィスキーやタップワインなどお酒もすべてカナダ産。
地下には5000本のワインを貯蔵するセラーがある

▲(向かって左から)シェフのウィルさん、
オーナーシェフのブッダさんとジェイソンさん


 
 
Parlor Foods & Co.

333 King St. W.

416-596-0004

アクセス:地下鉄St. Andrew駅から徒歩6分
営業時間:火~金 11:30〜深夜 / 土 17:00〜深夜 / 日 10:00~15:00
※バレンタインディナーは2/14のみ。要予約。1人〜グループもOK。