オンタリオ湖を眺めながら食す絶品イタリアン
Pie Bar
(2018年3月9日記事)

207 Queens Quay W, Suite 155

647-341-7221


The Godfather Pizza/スモークベーコンと大判のサラミがのったダイナミックなピッツァ。店内の窯で一枚一枚丁寧に焼かれる($19)




オンタリオ湖畔に広がるトロントの港湾地区、ウォーターフロント。1976年より再開発が始まり、今ではトロントの観光スポットの1つとなっている。広い遊歩道やサイクリングコースなどがあり、活気あるこのエリアでは、ボードウォークを散歩したり、暖かい時期には都会のビーチでリラックスしたりと、トロント市民にとっても憩いの場となっている。また、レストランやショップ、ヨットハーバーや公園、そしてシアター、屋外イベントスペースなどが並び、春になると多くのイベントも開催されるため、とりわけ休日は多くの人々で賑わいを見せる人気のスポットだ。
今回は、オンタリオ湖を眺めながらカジュアルイタリアンが楽しめる「Pie Bar」を紹介しよう。レストランに入ってすぐ、オープンキッチンを見ることができ、イタリアから輸入された窯では、職人の手によって次々にピッツァが焼かれ、その香りに料理をオーダーする前から期待が高まる。さっそく、一番人気のピッツァ「The Godfather Pizza」を頂いた。トマトソースに使用されているサンマルツァーは、ナポリピッツァには欠かせないトマトで、水分量が少なく肉厚なのが特徴。ソースには、ペースト状のソーセージ、蜂蜜、ニンニクが混ぜ合わせており、しっかりした旨味と酸味が大いに感じることができる。また大判のサラミやスモークベーコンがふんだんに乗せられているので、肉々しい食感を楽しめ、高温で一気に焼き上げられた生地は、中はもちもちふわふわ、外はカリッと、トロトロに溶け出したモッツァレラチーズとよく絡めて召し上がってほしい。
ショートパスタを使用した「Chicken Rigatoni」は、ヤギ乳から作られたゴートチーズの独特な香り漂う一品。ソテーされたチキンとほうれん草に、少し塩気のあるゴートチーズ、アルデンテに茹でられた歯ごたえのあるパスタとの相性は抜群。前菜にオススメなのはイタリア名物のライスコロッケ「Arancini」。地域によって様々形は違うが、ナポリのアランチーニは、ピンポン玉大の大きさが特徴。サクサクの衣を頬張ると、ゴーダとパルミジャーノの二種のチーズのコク深い香りが口いっぱいに広がる。
オンタリオ湖に面した窓から差し込む太陽光が、明るく開放な店内。スタッフの接客もとてもフレンドリーなので、肩肘張らずのんびりと楽しい食事を楽しめるはずだ。また夏の時期には、店内外を仕切る窓が開放されるので、パティオで湖を眺めながら、絶品イタリアンを堪能することもできるという。これから気温が落ち着いていくにつれて、ウォーターフロントエリアはますますイベントが増えてくるので、是非その際には一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。
〈文/塚原さおり〉




Chicken Rigatoni/ゴートチーズの塩っ気とトマトソースの甘み、ほうれん草の苦味が見事に融合。その独特な香りは病みつきに($15)



Chopped Italian Salad/生ハム、サラミなど13種類の野菜が味わえる一品。かなりボリューミーなのでシェアがオススメ($17)



Arancini/イタリア名物のライスコロッケ。サクサクの衣の中には二種類のチーズが入っている。ワインとの相性抜群($12)



 

Pie Bar

207 Queens Quay W, Suite 155

647-341-7221


月〜木、日   11:00〜21:00
金・土     11:00〜22:00