480℃の窯で焼き上げた本格的ピザはいかが?
Real Neapolitan Pizza with Duck Confit
鴨のコンフィをのせたナポリ風ピザ(2012年7月20日記事)

550 Danforth Ave.

416-466-0400

Real Neapolitan Pizza with Duck Confit($17)

ピザと簡単に言うけれど、これが結構奥深い。イタリア国内でも地方ごとに特色があるし、具や生地の形でも分類ができそうだし、北米ではシカゴ風だのニューヨーク風だの、種類も様々。今回はそんなピザの本場といわれるナポリ風ピザで人気の「Pizzeria Libretto」Danforth店にやってきた。
 

窯内の温度は480℃、短時間で焼き上げる

店の奥にある2基の大きな石窯でピザが次々と焼かれている。手前の客席では人々がピザをほおばっている。キッチンに近づいてシェフの顔をよく見ると汗が噴き出しているが、それもそのはず、生地に具をのせてから90秒で焼き上げるため、窯の中の温度は480℃に保たれている。熱い窯のすぐ傍で働くシェフや調理スタッフは大変なのだ。開店前に薪を燃やすこと2時間。内部が目標温度に達したら燃えさかる薪を端に寄せ、灰を掻き出してピザを入れる部分をきれいにしたら準備完了。本格的なナポリのピザといえば、トマトとバジルとモッツアレラ・チーズでできたマルゲリータだが、今回はあえて鴨のコンフィを選んでみた。

シンプル・誠実・ナチュラル

生地を薄く丸くのばし、食べやすく裂いた鴨のコンフィ、薄切りの洋ナシとモッツアレラをのせ、ローズマリーをハラハラと散らす。そして長い柄のついたピールと呼ばれる板に載せて、赤く燃える窯の中へ投入! みるみるうちに生地の端がぷっくりと膨らんでチーズがふつふつととろけ、おいしそうな焦げ目がついてくる。そして素早くピールで取り出し、さっとお皿の上に滑らせたら完成だ。アツアツのうちに早く食べなきゃ! 唐辛子で辛みをつけたオリーブオイルも用意されているけれど、ピザ本来の味を知りたくて、オイルはかけずにそのままいただくことにする。鴨の脂の匂いと塩味、洋ナシの歯ごたえと甘み、コクがありながらさっぱりした後味のモッツアレラ、さわやかなローズマリー…すべてが芳ばしい香りで、絶妙な柔らかさの生地と口の中で一つになり、満足感と共に胃の中へと落ちてゆく。良い素材を使い、いじり過ぎず、《シンプルで誠実でナチュラル》というお店のモットーにぴったりのピザだ。
暑い夏のさなかでも大汗をかきながら働いてくれるシェフ達のおかげで、おいしいピザが食べられる幸せ。簡単ランチでも、前菜とデザートとワインも合わせたお食事でも、満足できること請け合いだ。
 
 
Pizzeria Libretto

550 Danforth Ave.

416-466-0400

アクセス:地下鉄Pape駅から徒歩4分
営業時間:毎日 11:30~23:00