魚の旨味がたっぷりのエキゾチックなエチオピア料理
Fish "Catch of the Day"
日替わりフレッシュフィッシュ(2011年06月17日記事)

1408 Danforth Ave.

416-469-2513

日本から遠く離れたトロントで、すっかりハマッてしまった食べ物はないだろうか? 私の場合は、エチオピア料理だ。沢山の香辛料を使う割にあっさりとした味、シチューのようによく煮込まれほっこりとした料理の数々に魅了され、月に一度は必ず食べに出かけている。そして、沢山のエチオピアン・レストランを試した結果、足を運び続けている店がここ「Rendez-Vous Restaurant」だ。
今回はこのレストランから、メニューには載っていない、常連客ゆえに発見できた通の一品を特別に紹介したい。

エチオピア料理とは?

エチオピア料理はインドカレーを連想させるような豆を使った物や、ラム、チキン、ビーフなどの肉を煮込んだ料理が多い。そしてなんと言っても忘れてはならないのは、ふわふわのクレープのようなパン、インジェラ。「テフ」と呼ばれる、鉄分を多く含んだ穀物の粉を使用して作る。生地を4〜5日程寝かせて醗酵させてから焼き上げるので、サワードウブレッドのような酸味が特徴だ。このインジェラをちぎり、おかずを巻いて手で食べるというのがエチオピア料理のスタイルだ。

知っている人のみ味わえる秘密の料理

今回紹介するこの魚の料理は、ある日、エチオピアでは魚を食べないの?という素朴な疑問をオーナーのバンチーに問いかけてみたところ、「魚の料理あるけど試してみる?」と作ってくれたものだ。白身魚をピーマンなどの野菜と炒め煮にしたこの一品、初めて食べて以来、あっさりとしていながらも豊かな風味に、すっかり虜になってしまった。大きめに切られた魚の身をインジェラにくるんでパクリといただくと、ふっくらと仕上がった熱々の魚と、とろけるように絡まるソースがじゅわりと広がる。丁寧に炒めたオニオンやピーマンの甘みと、ガーリックの香りが滑らかに溶け合うソースはフレッシュグリーンチリが入って程よくピリ辛。魚のうまみをたっぷりと含んだソースを、スポンジの様なインジェラにしみ込ませて食べよう。更なる辛さを求めるのなら、チリパウダーなどをミックスした香辛料の「ベリベレ」を少しだけ加えながらいただいてもいいだろう。ただし、少量でもかなりの辛味があるので、かけ過ぎないように要注意。
ほかのエチオピアン・レストランでは置いていないこの料理、特に名前がないので注文の際は「フィッシュ」をお願いと頼もう。常連客気分を味わいながらぜひお試しあれ。
 
 
Rendez-Vous Restaurant Bar & Cafe

1408 Danforth Ave.

416-469-2513

アクセス:地下鉄Greenwood 駅から徒歩3分
営業時間:月~木 11:00 ~ 25:00 金~日 11:00 ~ 26:00