ヘルシーなアラビアンフードを召し上がれ
Souk Tabule
(2018年1月12日記事)

494 Front St E.

416-583-5914



Hallum on a Brioche/自家製のハルーミチーズを使ったビーガンバーガー。バンズは特注のものを使用しており、野菜とのチーズとの相性はヤミツキに($9)




国際色豊かなトロントでは、各々の文化や宗教的思想から、様々な食に対しての主義が混在している。それに代表されるのが「ビーガン=菜食主義者」だ。街中のレストランやカフェなどでは、ビーガン料理を提供している所も多い上に、ビーガン料理を集めたフードイベントも開催されており、トロントはまさに菜食主義先進都市とも呼べるだろう。また近年では宗教や動物愛護の理念とは別に、健康や美容、そしてメンタルなどのセルフメンテナンスのために、自身のライフスタイルにビーガンを取り入れている人も多くなってきているという。今回は、そんなビーガン料理をはじめ、ヘルシーなアラブ料理が食べられると話題の「Souk Tabule」を紹介しよう。
まずは、ビーガン用のハンバーガー「Hallum on a Brioche」をいただく。キプロスやレバノンなどの中東地域の代表的なチーズとされているハルーミチーズを使ったハンバーガーだ。通常ハルーミチーズは、ヤギ乳とヒツジ乳を使った非成熟の塩漬けチーズであるが、こちらのハルーミチーズは、一切の乳原料を使用していない豆腐を使った自家製。このチーズは焼いても溶けないのが特徴で、カリカリの表面と密度の濃いキュッキュッとした不思議な食感と、こんがりと焼かれた香ばしさが食欲をそそる。また少し甘みのあるこのバーガー用の特注バンズとトマトやルッコラなどの野菜との相性も抜群だ。食べ応え充分なので、ヘルシーなのにしっかりとした満腹感が得られることも嬉しい。
さらに、中東のサラダをワンプレートに盛り合わせた「Chef’s Sampler」も人気メニューの1つだ。ビーガン用に作られたオリジナルヨーグルトとチーズに、ニンニクを混ぜたLabniはほのかに甘く、サラダというよりはデザートのよう。また、美容やダイエットなどの面で効果があるとされ、スーパーフードとして注目のキヌアや、「食べる輸血」とも呼ばれるほど栄養価の高いビーツを使ったものなど、計6種類のサラダを用意している。店内で1つ1つ丁寧に焼かれたピタパンと一緒に、お好みのサラダを包んで召し上がれ。
もちろんビーガン以外のメニューも充実している。その1つが、寒い今の時期にオススメの鉄鍋料理の「Shakshuka」だ。辛味スパイス効いたトマトソースの上には、半熟卵が乗っており、とろりとした黄身とソースを混ぜ合わせることで少しマイルドな味に変化する。じっくりと煮込まれた野菜の旨味と優しい舌ざわりは、中東料理独特のエスニックさが苦手な人でもきっと口に合うはずだ。
また店内では、中東から仕入れた香辛料やお茶、ピクルスなどの販売も行なっているので、来店時はぜひチェックほしい。様々な趣向を凝らしたヘルシーメニューがあるので、ビーガンやベジタリアンはもちろんのこと、健康が気になる方、ダイエット中の方も是非気軽に足を運んでいただきたい。
〈文/塚原さおり〉




Chef’s Sampler/中東のポピュラーなサラダを盛り合わせた一皿。栄養素が高い野菜が一度に摂取できるので女性に人気($18)



Shakshuka/中東では朝食の定番にもなっている鉄鍋料理。半熟卵と酸味と辛味の効いたトマトソース、野菜の旨味を堪能できる($12)



Saj With Halva/HALVAとはアラビア語で砂糖。こちらは、レバノンから仕入れたものを使用。ピタパンに包まれた温かいデザート($5.50)





 

Souk Tabule

494 Front St E.

416-583-5914


火~木、日 11:00~21:30
金・土 11:30~22:00