人気店の個性派フォー、満を持しての登場
Spicy Satay Rare Beef and Vegetable Rice Noodle Soup
牛肉と野菜入りスパイシーフォー(2014年9月5日記事)

125 Ossington Ave.

416-531-1601

Spicy Satay Rare Beef and Vegetable Rice Noodle Soup($9.50)

オジントン通りのベトナム料理店「Rua Vang Golden Turtle Restaurant」といえば、フォーがおいしいと評判の店。今回はオーナーのリンダさんお勧めの、昨年からメニュー入りした「Spicy Satay Rare Beef and Vegetable Rice Noodle Soup」に初挑戦。定番フォーと同じ自家製スープを使いながら冒険心ある新しい味に、これもいいね! と瞬時に納得。豊富なメニューから選ぶ楽しさと悩ましさがまたしても増えてしまった。

秘伝の手作りスープストックが屋台骨

開放的なテラス席で「Spicy SatayRare Beef and Vegetable Rice Noodle Soup」を待っていると、運ばれてきたのはオレンジ色をしたスープのフォー。早速、別皿の生野菜とハーブ手でちぎって熱々のスープに入る。薄切りレアビーフと緑黄色野菜も、テーブルに運ばれる頃にはスープの熱でほどよく茹だって食べ頃に。「辛いのかな?」と一口目。途端にレモングラスの芳香がわぁっと広がり、強烈な爽やかさが鼻孔に抜ける。ライムをギュッと絞れば酸味も倍増して、さっぱり米麺が複雑に彩られていく。たしかにチリの辛味がいき渡っているけれど、甘みもあって程よい辛さが食べやすい。辛口派はテーブルのチリソースを、コク重視派はホイシン(海鮮)ソースを足して自分好みに調整しよう。 それにしても数あるフォーの店で客足の絶えないこの店は、他とどこが違うのだろう。その疑問を投げかけると、リンダさんが厨房に連れて行ってくれた。そこで骨付きの牛肉、甘みを出すための鶏肉、丸ごと玉ねぎ、しょうが、ハーブ類etc. がグラグラ茹でられる大鍋を発見! 「毎日スープストックを一から手作りすることが、うちの味の秘密」とリンダさん。誰をも納得させるその味わいは、来る日も来る日も9時間じっくり煮込み、その後も火を絶やさない作業から生まれる。おいしさに説得力が加わった舞台裏訪問だった。

フォーにバーミチェリお米が変幻自在の大活躍

ココナツミルクがほのかに香る米粉の皮のクレープ
Vietnamese Crêpe with Shrimp & Pork Served with Fresh Lettuce($8)

ブン(お米のバーミチェリ)はフォーと並んでベトナムの国民食
Grilled shrimp & Grilled pork & Spring roll with Vermicell(i $11)


「Grilled shrimp & Grilled pork & Spring roll with Vermicelli」は、細い米麺の上に真っ赤な大ぶりの焼海老、甘いたれの染み込んだ豚肉、人参がぎゅっと詰まったパリパリ春巻きが豪華に鎮座した汁なし麺。魚介とニンニクのきいた甘じょっぱいソースを全体に絡ませると、飽きのこないおいしさだ。どの料理もたっぷりの野菜とハーブにお米の組合せが基本。お腹にもたれずどこか懐かしさを感じる味は、リピートしたくなること間違いなし! 

オーナーのリンダさんとシェフのクィンさんは仲良し母娘


店内の壁にはベトナムの金の亀伝説が描かれている

 
 
Rua Vang Golden Turtle Restaurant

125 Ossington Ave.

416-531-1601

アクセス:Ossington Ave. ×Queen St. W. から徒歩4分
営業時間:水~月 11:00~21:45