お馴染みの料理がスタイリッシュに変身
Macaroni & Asiago Cheese
マカロニ&アシアゴ・チーズ(2011年10月21日記事)

38 Wellington St. E.

416-941-9410

Mac&Cheese ―マカロニ&チーズと聞くと、まず米国K社の青い箱を想像する人が多いのでは? 茹でたマカロニにチーズ粉と牛乳を混ぜるだけのインスタント食品、あるいは英米の家庭で主に子どもが食べるものという印象が強いマカロニ&チーズ。それがい まや、プロのシェフが趣向を凝らした料理としておしゃれなレストランのメニューを飾るようになっている。

大人のための洗練されたマカロニ&チーズ


セント・ローレンス・マーケットに程近いエリアにある「Trevor Kitchen& Bar」。入口の扉を開けて階段を降りて行くと、店内はキャンドルの灯りに照らされて大人のムードが漂う。階段右側にはバー・ラウンジ、左側にはダイニングが広がっている。「Macaroni & Asiago Cheese」は、シンプルなデザインの白い器に入って出てきた。表面に振りかけられたパン粉にうっすらと焦げ目がついて、まるでグラタンのようだ。きれいに整った形を崩すのは惜しいけれど、思い切ってスプーンをざっくりと入れる。するとクリーム色にとろけるチーズソースと小さな巻貝状のパスタ、カヴァテッリが溢れ出てきた。

アシアゴ・チーズを中心に全4種類のチーズを使って滑らかに、かつ上品に仕立てられたソース。クセのない香りと味で、パスタをしっとりとクリーミーに包み込んでいる。スプーンにたっぷりと載せて口に運べば、さくさくしたパン粉、まろやかなチーズソース、アルデンテに茹でられたパスタと三拍子揃って、心地よい味わいだ。

ワインと共に楽しみたいカナダの家庭料理

インスタントのものに慣れてしまった目には新しい、洗練されたマカロニ&チーズ。子ども向きの食べ物だと片付けてしまうことはできない、上品な仕上がりだ。チーズのコクを充分に楽しむためにワインを傾けながら味わいたくなる。この一品を作るのはオーナー・シェフのトレバー。彼は生粋のトロントニアンで、シェフとしてのバックグラウンドはフランス料理。子どもの頃から親しんできたカナダの家庭料理にフレンチの手法でアレンジを加えてプロの味に昇華させたのだという。このマカロニ&チーズをお供に、パートナーや友人とワインを楽しむ秋の夕べというのもカナダらしくて良さそうだ。

ワイン選びに迷ったら気軽にスタッフに声をかけてみよう。ワインセラーの中から予算と好みにあったものを教えてくれるはず。食欲の秋、食もお酒も進んでしまうこと請け合いだ。

 
 
Trevor Kitchen & Bar

38 Wellington St. E. Toronto. ON

416-941-9410

アクセス:地下鉄King 駅から徒歩4分
営業時間 火~土 16:00~