究極の選択、 幸せ太りか肉体美か day.17

究極の選択、 幸せ太りか肉体美か

(2012年2月17日記事)

昔の写真を整理していたら、プライドパレードでセクシーな下着で踊っている自分の写真を見つけた。たった数年前なのに、引き締まった姿に自分でもビックリ。それを友達に見せると、「幸せ太りね!」と笑われた。
幸せ太りといえば、結婚して食生活の変化や運動不足で太ってしまうことを普通指すわけだけど、キャシーはまだ今の彼と付き合って1年も経ってない。それなのに、なぜか腹周りの脂肪だけは結婚十年目の貫禄を帯びている。たしかに、デートの度に美味しいもの巡りに出かけるし、映画見ながらスナックぽりぽり食べちゃうし、運動もめっきりしなくなって、冬眠でもする勢いで蓄えモードなあたしたち。これでは、少し太ったとしても不思議ではない。
しかし、友達の反応はそれでは終わらない。一人が「油断していると、彼氏の仕業でさらにぶくぶく太るわよ!浮気防止作戦よ!」って言えば、もう一人が「そんなのひどいわ! あたし絶対彼氏作らない!」とか宣言までしちゃって、最後には「彼氏とジムは、プラスマイナスゼロなのね!」と片付けられた。もし男目的で鍛えた体がその男と恋をして豊かになってしまうとしたら、多くの人たちはそれを許せないのだろうか。ゲイの肉体美への執着は自分が思うより強いのかもしれない。あたしは間違いなく彼氏との美味しい食事を選ぶけど。
そんな究極の選択に迫られたゲイたちに、友達の一人が奇跡の救済策を提示した。「幸せ太りしても、真夜中の汗だくなプロレスごっこで大減量すればいいじゃない?」その手があったかと頷きつつも、心のどこかで食べ盛りなキャシーは美味しいものを選んでいるんだろうなと思った。