ロブ・フォード前トロント市長死去

(2016年4月1日号記事)


トロント市長を務めていた際の様々な問題発言やコカイン吸引の事実発覚などから世界的に話題となったロブ・フォード前トロント市長が、ガンにより3月22日朝、死去した。享年46歳。フォード前市長が最初にガンと診断されたのは2014年9月で、2期目のトロント市長選に臨む2か月前のこと。腹部に脂肪肉腫という稀で進行性のガンに罹っていると診断され、数度の化学療法、放射線治療などを経て、2015年5月に摘出手術を受けた。しかし10月に膀胱ガンが発見され、治療を受けたが治癒には至らなかった。 フォード前市長はトロント西部エトビコー・ノース選挙区選出の市議を10年間務め、2010年のトロント市長選に当選。2014年の市長選は辞退したがトロント市議会議員選に出馬して当選し、死去するまで市議を続けていた。この訃報を受けジョン・トリー現トロント市長は「フォード前市長は在任中、市議会の同僚に対して寛容な態度で臨み、トロント市のために最善を尽くし努力を傾けていた。惜しい人物を失くした」と述べた。