オピオイド関連の死者数4000人超

(2018年1月12日号記事)


カナダ公共保健局(PHAC)が12月18日「2017年前半だけで医療用麻薬オピオイド関連のカナダ人死者数が少なくとも1460人に達しており、まだデータが報告されていないオンタリオ、ケベック、マニトバ3州の死者数を加算すれば、この数字は飛躍的に増加する」と発表した。この報告を受け、カナダ公共保健局長のテレサ・タム医師は「データを提出済みの他州と準州の例から推し量って、2017年末までにカナダ全国でオピオイド関連の死者数が4000人を超えることは明らか。2016年度の2861人と比べて衝撃的な増加だ」と述べている。同局長は「増加の背景には、違法薬物のフェンタニルという致命的なパワーを持つオピオイドが、全国的にストリートレベルにまで出回り始めたことがある」としている。2017年度でオピオイド関連の死者数の中で、フェンタニルが原因とされる死者の割合は75%に達するとみられ、2016年度の53%を大きく上回っている。