ハーパー首相、先住民と会談

アタワピスカット族の首長テレサ・スペンス氏によるハンガー・ストライキが発端となり、先住民側から強く求められていたハーパー首相との対談が1月11日に実現した。
対談では、連邦政府と先住民との協定関係、先住民の土地返還要求運動、自然環境保護、地下資源益の共有問題などについて話し合われた。全国先住民評議会のショーン・アテレオ代表は同対談を高く評価し、「ハーパー首相は全国の先住民らの話に耳を傾け、初めて政府と先住民との間で協定関係適用に関する協議を実施することに同意。さらに先住民からの様々な要求に対しても話し合いを進めていくと約束してくれた」などと語った。一方、先住民側が求めていたカナダ総督デイヴィッド・ジョンストン氏の同対談出席は実現せず、スペンス氏を含む一部の先住民は「首相とカナダ総督が同席した対談の実施」を要求。スペンス氏は要求が受け入れられるまでハンガー・ストライキを続けると宣言している。さらに高速道路や鉄道の線路封鎖などのデモ活動を各地で行なう「Idle No More」運動は、全国規模の抗議行動を予定しており、騒動の長期化が予想されている。



(1月18日号記事)