州政府、超高速鉄道建設案を発表

(2017年6月2日号記事)


カナダで初となる超高速鉄道建設に関する計画案が5月19日、オンタリオ州政府のキャスリーン・ウィン州首相から発表された。カナダで最も交通量が多いと言われるこのオンタリオ州トロント・ウィンザー間の超高速鉄道建設計画は、2025年までの第1期工事でトロント・ロンドン間を開通させ、2031年までにウィンザーまでの延長工事を完成させる予定となっている。総工費は200億ドルに達すると見られており、民間及び連邦政府双方の参入が必須条件となるとされている、ウィン州首相は「今までは計画が出てくるたびにインフラ基盤がなく、利用者数も足りないなどと言われて消えてしまったが、現在の状況は違ってきている。今こそ建設にとりかかるべきだ」と述べた。しかし州議会の野党などからは「超高速鉄道建設案は選挙での票集めが目的で、自由党政権が実行に移せるかどうかは疑問だ」などの声が上がっている。