「にせ家主」が違法下宿で家賃徴収

(2017年6月2日号記事)


トロント市ノースヨーク地区にある高級住宅が、家主が知らぬ間に違法に下宿として転用され、9~12人の留学生らから不当に家賃収入を得ていたことが明らかになった。この住宅の家主のダグラス・メルヴィルさんは現在、英国王室属領のチャンネル諸島(英国海峡)に住んでおり、住宅の管理を代理人に一任。2016年1月に、心理学者のマリー・シャーリーン・マクドウォールさんと、他にテナントを住まわせない条件で賃貸契約を結んだという。しかし当時マクドウォールさんと付き合っていたマイケル・ライアンもこの家に住み始め、2人の関係が悪化しマクドウォールさんが家を出た後は、ノースヨーク地区では違法である下宿に転用し、「家主」と称してテナントとなった留学生らから家賃を徴収していた。4人以上のテナントを住まわせ、キッチンやトイレを共用し、個別に家賃を徴収するいわゆる下宿ハウスが許可されているのは、トロント市、エトビコ地区、ヨーク地域のみ。また合法の場合でもライセンスが必要で、定期的な監査が実施されている。