郵便公社と組合の労使交渉継続

(2016年9月2日号記事)


カナダ郵便公社とカナダ郵便労働者組合の労使交渉が9か月に亘って続けられてきたが、8月25日夜、組合側が「もし交渉が妥結を見ないなら、8月29日より時間外労働拒否の戦術を展開する。日替わりでそれぞれの州、準州で実施し、29日はアルバータ州と北西準州で行なう」と発表した。時間外労働は労使間交渉の課題の一つとされている。組合側は、「公社側が適切な人員配置を怠っているため、現在就労している郵便労働者に過重労働を強いる結果となり、時間外労働が増加している。作業を終えた郵便労働者に強引に時間外労働を押し付け、拒否すると厳しい懲罰を科している」としている。これを受け26日、連邦政府は交渉調停人を任命。28日夜、組合側は「交渉調停人の要請を受け、労使交渉を24時間延長し、時間外労働拒否は延期されることとなった」と発表した。雇用・労働力開発・労働大臣のメアリーアン・ミハイチャック氏は「交渉進展に向けて好転的なきざしを見せており、あらたな交渉締結を目指すという決意の表れだ」と歓迎を意を表明している。