ブラウン党首、不適切な性的行動容疑で辞任

(2018年2月9日号記事)


オンタリオ州議会の第1野党、進歩保守党のパトリック・ブラウン党首(39)は今年6月の州議会選挙で、これまで15年続いた現自由党政権を打倒する可能性があると言われていた政党のリーダーだったが、同夜に民放テレビ局が報道した「不適切な性的行動容疑」のニュース後、同党党首の座から辞任せざるを得なくなった。報道の内容は、10年以上前に2人の若い女性(1人は高校生、もう1人は大学生)に対し「不適切な性的行動」を要求したと告発されたもので、ブラウン氏はいずれの告発に対して「事実無根」と否定している。しかし、報道後にブラウン氏の側近たちが辞職を申し出、同党幹部会が招集され、ブラウン氏の党首辞任を勧告、同氏も受け入れざるを得なくなった。進歩保守党にとっては大打撃と見られているが、同党の選挙対策ブレーンの中には「もし後継リーダーの選出が円滑に行き、知名度の高い女性後継者が誕生すれば、勢いを盛り返せる可能性もある」と予測する者もいるようだ。