北朝鮮ハッカーのサイバーアタック防止

(2018年2月9日号記事)


1月23日のメディア報道によると、オンタリオ州政府とメトロリンクス(オンタリオ州交通機関網)が北朝鮮のハッカー集団からのサイバーアタックを未然に阻止したことが明らかになった。メトロリンクスのハッカー防止班が前週にマルウェア(パソコンに感染し情報を盗むなどの遠隔操作やスパム配信などを自動的に実行する悪質なソフトウェア)の存在を検知、実害が生じる前に対処できたが、そのマルウェアの出所を追及しているうちに意外な事実に直面した。ハッカー防止班がマルウェアの送り主を追い求めたところ、北朝鮮から送られたものがロシアを経由し、トロントとメトロリンクスに到達していたことが判明した。メトロリンクスのスポークスパーソン、アン・マリー・エイキンス氏は、「北朝鮮のハッカー集団と思われるところから攻撃を受けましたが、顧客情報や鉄道網、バス路線網などに関するシステムは一切被害を受けていません」と言明した。