2015年度のカナダ軍兵士自殺数は18人

(2016年12月2日号記事)


カナダ軍医療部隊の最高責任者、H.C.マッケイ准将が11月23日、「2015年度にカナダ軍兵士18人が自殺した」と報告した。18人の自殺者のうち14人は男性現役兵士、1人が女性現役兵士、3人が予備役兵士だった。同准将は報告書の中で、多くの兵士が自殺する直前に何らかの精神病関連の治療を試みていたことも明らかにした。またマッケイ准将は、「海軍、空軍の兵士に比べて陸軍に属する兵士が自殺する率が非常に高い傾向にある」と述べている。自殺した陸軍兵士の多くはアフガニスタンなど海外に派遣され、作戦に従事した経験があるという。この報告を受けてカナダ連邦政府のハルジット・サジャン国防相は、「私自身、カナダ軍の兵士としてアフガニスタンの作戦行動に参加した経験を持っているので、兵士たちの自殺の報告は他人事とは思えない。政府としてできる限りの精神的な支援をすべきだ」と語った。