オバマ大統領、歴史的な広島訪問

(2016年6月3日号記事)


5月27日、米バラク・オバマ大統領が伊勢志摩サミット終了後に、現職の米大統領として初めて歴史的な被爆地、広島市への訪問を実現した。オバマ大統領は、まず平和記念公園の平和記念資料館(通称、原爆資料館)を見学して、被爆者たちの遺品や展示品などを見て回った。その後、安倍晋三首相と共に原爆死没者慰霊碑に向かい献花し、第二次世界大戦の全ての犠牲者を追悼した。そしてオバマ大統領は「核兵器なき世界」への決意を強調。広島に原爆投下された日の記憶は決して色あせてはならないと述べ、「将来、広島が核戦争の時代の幕開けの地として記憶されるだけではなく、人間の徳性が目覚めた地として記憶されることを望んでいる。…核兵器のない世界を追求しなくてはならない」と語った。その後、オバマ大統領は被爆者らと言葉を交わしていたが、以前から表明していたように、原爆投下についての謝罪はしなかった。