男児救出で絶滅危惧種のゴリラ射殺

(2016年6月3日号記事)


5月28日、米オハイオ州シンシナティにある動物園で、ゴリラ舎に入った男児を救出するため、絶滅危惧種のニシローランドゴリラ1頭が射殺された。目撃者によると、4歳の男児はゴリラと遊びたがり、自分でフェンスを登った後にゴリラ舎内の堀に転落したという。舎内にいた約体重180キログラムの17歳のオスのゴリラ「ハランベ」は、男児の足を引きずり回すなどしたため、殺処分された。園長は、鎮静剤は効果が出るのに時間がかかり、男児の救出が間に合わないと判断したとコメントした。男児は病院に運ばれたが、その日のうちに退院したという。絶滅危惧種のゴリラを射殺する必要があったのか是非を問う声や、また子どもの監督を怠ったとして両親の責任を問う声があがっている。