世界で最も過酷なレースで2人が凍傷

(2018年3月9日号記事)


2月1日にユーコン準州ホワイトホースを出発し、480キロにもわたる「ユーコンクエスト犬ぞりトレイル」を、マウンテンバイクかクロスカントリースキーか徒歩のいずれかで完走するという、世界で最も寒冷で最も過酷なレース「ユーコン・アークティック・ウルトラ」。同レースにて、2月19日までに2人の参加者が凍傷で倒れていたことが分かった。夜間には氷点下40度に達し、昼間でも氷点下30度前後の極寒状況で行なう恒例のレースに、今年は世界各国から約50人が参加したが、2月7日にイタリア人のロベルト・ザンダさんが凍傷のため動けなくなっていたところを発見され、ヘリコプターでホワイトホースの病院に運ばれた。重症の凍傷にかかっているため最悪の場合は手足の一部を切断せざるを得なくなるとされている。その後、2月中旬になって英国からの参加者、ニック・グリフィスさんも重症の凍傷で歩行不能になっているところを救助された。グリフィスさんも足の指を数本失う可能性があるとされている。