オンタリオ州政府新予算、議会に上程

(2016年3月4日号記事)


オンタリオ州自由党政府の2016~17年度予算が2月25日、チャールズ・スーザ財務相によって州議会に上程された。州政府は年収5万ドル以下の家庭に対し大学、カレッジの授業料を免除することを新年度予算に盛り込んだ。また医療関連ではパリアティブケア(末期患者の症状緩和)に対して7,500万ドル、癌治療に1億3,500万ドル、自閉症患者サービス改善に3億3,300万ドルの予算を計上している。また州政府は、2018年3月までには57億ドルの赤字を解消し、予算は黒字に転じると予測している。反面、たばこの税率が上がり1カートン当たり3ドル増となるほか、ワインの最低価格が向こう3年で7ドル95セントに値上がり。またガソリン価格は、1リッター当たり4.3セント増になり、家庭のガス料金は5ドル増となる。この総額1,330億ドルの州予算に対し野党側からは、「オンタリオ州民にとって生活費の負担が増えることを意味している」と批難の声が上がっている。