トランプ氏3連勝、クリントン氏も3勝目

(2016年3月4日号記事)


11月の米大統領選に向けての共和党候補者指名レースで、実業家のドナルド・トランプ氏が2月23日、ラスベガスのネバダ州共和党党員集会で45.9%と圧勝した。2位はフロリダ州選出マルコ・ルビオ上院議員で23.9%、3位はテキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員で21.4%。トランプ氏はメキシコからの不法移住者を“麻薬密売人”と呼び、「メキシコとの国境に高い塀を築き入国できないようにし、その費用はメキシコに払わせるべき」などの暴言を繰り返してきた。中南米からの移住者が多く住むネバダ州でトランプ氏が支持を得られるかどうかが注目されていたが、ニューハンプシャー、サウスカロライナ両州に続きトランプ氏は3連勝を飾った。2月27日には民主党の大統領候補指名争いの予備選挙が南部のサウスカロライナ州で行なわれ、ヒラリー・クリントン前国務長官がバーニー・サンダース上院議員に大差をつけて圧勝、3勝目を飾った。今後、共和党はトランプ氏の独走態勢にルビオ、クルーズ両議員のどちらがストップをかけるか、民主党ではクリントン氏がサンダース議員の追撃を振り切れるかに絞られると見られている。