ルイ・ヴィトン、トロント近郊の蚤の市を訴訟

(2017年5月5日号記事)


フランスの高級ファッションブランドとして知られるルイ・ヴィトンが、トロント近郊のフリーマーケット(蚤の市)のオーナーを相手取って知的財産権侵害などで損害賠償を求める訴訟を起こしていることが、4月30日に明らかになった。4月19日にオンタリオ州高等裁判所が公開した文書によると、ルイ・ヴィトン側はトロント市近郊にある「Dr. Flea's Flea Market」のオーナーが、ルイ・ヴィトンの知的財産権を侵害していると主張している。著名な国外のファッションブランドがカナダの小売店に対し「偽物の商品を販売している」として訴訟を起こした例は過去にもある。最近ではシャネルの偽物を販売していたマーカム市の小売店が訴えられ、連邦裁判所がシャネルの主張を認めた例がある。しかし、今回のようにフリーマーケットのオーナーが知的財産権侵害で訴えられたのはカナダで初のこと。米国では2006年にルイ・ヴィトンの偽物を販売する小売店が入っていたビルのオーナーがルイ・ヴィトンから訴えられたケースがある。