バンクーバー市が中国系人に謝罪

(2018年5月11日号記事)


4月22日、バンクーバー市のグレゴア・ロバートソン市長が同市と市議会を代表して、過去において同市が中国系コミュニティに対して行なってきた差別に関して公式に謝罪した。バンクーバー市は1948年まで、中国系人に対して同市の選挙に投票する権利を与えなかったほか、1952年まで同じく市の公職に就くことを認めなかった。ほかにも、連邦政府が中国系人に科した差別的な人頭税、スイミングプールや墓地などの公平、平等的な使用を認めなかったなどの一連の差別政策を支持していた。地方自治体としてはBC州ニューウエストミンスター市が最も早く、2010年に中国系コミュニティに公式謝罪した。2015年には時のBC州自由党政府が、かつてのBC州政府が決定した中国系人などに対する100以上の人種差別的な法案、法令などについて公式に謝罪。2006年には、時の連邦政府がかつて中国から渡ってきた移住者に対し、不当な人頭税を科してきたことを謝罪し、人頭税を支払った移住者や家族らに1人当たり2万ドルの補償金を支払った。