多すぎる猫に悲鳴をあげる町

(2018年6月8日号記事)


オンタリオ州コーンウォール市(人口約4万7000人、オタワ市の南東)は今、問題を抱えている。小さな町なのに猫が多すぎるのだ。この町の通りをドライブするとすぐ気が付くが、たくさんの猫がわがもの顔で歩き回っている。市議会でも、7000匹以上いると言われる猫の取り締まりに乗り出す必要があるという案が検討され始めた。市条例として、「監督者がいない猫はすべて家の中から出してはならない」などと定めようというものだ。ほか5年以内に市内のすべての猫には去勢手術を行なわせる、野良猫に餌をあげようとする者は、その猫の面倒に責任を持つなどの内容とされている。市内で動物シェルターを運営しているキャロル・リンクさんは「前は年に700匹ぐらいの猫を引き取っていたけれど、野良猫や捨て猫が増えてからは年に2000匹も面倒をみなければならなくなった。行政が何とか手を打たなければお手上げになる」と語っている。