米政府が電子機器機内持ち込みを禁止

(2017年4月7日号記事)


3月21日、米国土安全保障省は中東や北アフリカなど10の空港から米国に向かう直行便を利用する乗客に対し、電子機器の機内持ち込みを禁止すると発表した。米国政府高官は「携帯電話、ノート型パソコン、タブレット端末、電子書籍、電子ゲーム機、デジタルカメラ、携帯プリンター、スキャナーなどの機内持ち込みを禁止する」と述べた。指定された国際空港はアンマン(ヨルダン)、クウェートシティ(クウェート)、カイロ(エジプト)、イスタンブール(トルコ)、ジッダ、リヤド(サウジアラビア)、カサブランカ(モロッコ)、ドーハ(カタール)、ドバイ、アブダビ(アラブ首長国連邦)で、1日当たり約50便が影響を受ける。米国政府は「テロ組織が乗客の荷物の中に爆発物を忍び込ませる新手口を模索しているという機密情報を入手した」と説明している。この1週間前には英国でも同様の電子機器機内持ち込み禁止令が出された。しかしカナダ連邦政府の運輸大臣マルク・ガルノー氏は「カナダは自ら決定を下す」と述べた。