ボンバルディアの経営陣、役員報酬を先送り

(2017年4月7日号記事)


鉄道車両、航空機などの製造会社として世界的に有名なボンバルディア社の最高経営責任者(CEO)を始めとする6人の重役が、2016年度分報酬の50%の受け取りを2020年まで先送りすると4月2日夜、発表した。同社CEOのアラン・ベルメア氏は、「もし2020年までに業績目標が達成されなかった場合には、2016年度分の役員報酬はない」と語っている。同社では経営陣たちの2016年度報酬が前年の2100万ドルから3200万ドルに大幅アップされるというニュースが伝えられた背後で、大規模な人員整理を実施していることが明らかになり、ケベック州民の非難が集中。SNS上で「ケベック州政府は緊縮財政を口実に各種の福祉プログラムなどを縮小しながら、ボンバルディアに10億ドルもつぎ込んで支援している。納税者のお金で経営者らに莫大な報酬を支払おうとしている。抗議集会に参加しよう」と呼びかけられた。集会にはモントリオール市の同社ビルの前に約200人が集まり、抗議が行なわれた。