“死の天使”米刑務所内で撲殺される

(2017年4月7日号記事)


1970年、80年代に米オハイオ、ケンタッキー両州の病院で37人の入院患者を殺害、“死の天使”と呼ばれ、オハイオ州トレドの州刑務所で服役中だったドナルド・ハービー服役囚(64)が、3月28日、獄舎の中で何者かに襲われ重体となっているのが発見された。同服役囚は病院に搬送されたが、30日に搬送先の病院で死亡した。准看護師をしていたハービー服役囚はオハイオ州シンシナティ、ケンタッキー州ロンドンの病院で37人の入院患者を「治る見込みのない患者たちの苦痛を終わらせるため」と称して、ヒ素や青酸カリを食べ物に混入したり、酸素吸入装置内の酸素がなくなったまま放置したりして殺害した。ハービー服役囚は1987年の裁判で37人の患者の殺害に関して有罪を認め、さらにシンシナティのほかの病院でもさらに18人の患者を殺害したと供述していた。ハービー服役囚は新聞記者とのインタビューで「人が死ぬか生きるかのコントロールが自分の手にゆだねられているのが好きだった」と語っていた。警察は「同服役囚を撲殺したのは他の服役囚とみられる」とコメントしている。