米大統領選、第1回目のテレビ討論会実施

(2016年10月7日号記事)


11月8日の米大統領選に向けて、民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)による第1回テレビ討論会が、9月26日夜、ニューヨーク市郊外ヘンプステッドのホフストラ大学で行なわれた。両候補が公の場で直接対決をするのは初めてとなり、「繁栄」「米国の進路」「安全保障」をテーマに90分間にわたって討論した。クリントン候補は経済活性化のためには中間層の減税、最低賃金の引き上げ、男女同一賃金などを実施すべきだと主張。これに対しトランプ候補は、多くの米国企業の雇用を国外に流出する元となった自由貿易協定を再交渉するべきだと訴えた。また、トランプ候補が警察の積極的な犯罪抑制策が犯罪を少なくする方法だと主張すると、クリントン候補は人権無視の抑制策は効果がないと反論。2候補の論戦は、トランプ候補が再三にわたってクリントン候補の発言を遮るなどマナーに欠けていたと評されている。これに対しクリントン候補は冷静に対応したという。今回の大統領選では、今後2回のテレビ討論会が予定されている。