州補選、与党・自由党3議席失う

8月1日、オンタリオ州の5 つの選挙区で州議会議員の補欠選挙が実施された。改選前は5議席全てを占めていたキャスリーン・ウィン州首相率いる与党・自由党は、トロ ント市スカボロー・ギルドウッド選挙区とオタワ市の選挙区保持に留まった。これに対し第2野党の新民主党は、自由党ドゥワイン・ダンカン前財務相の出身であるウィンザー市と、ロンドン市の2選挙区で議席を獲得。一方、優勢が予測されていた第1野党の進歩保守党は、トロント市エトビコ・レイクショア選挙区から出馬したダグ・ホリデー候補(現トロント市副市長)の1議席獲得のみに終わっている。進歩保守党がトロント市内の選挙区で議席を獲得したのは1999 年以来初の快挙。しかし補選の結果に対し、進歩保守党党員の間からはティム・フダック党首の指導力を疑問視する声も出始めている。また、自由党の補選での敗退はダルトン・マッギンティ元州首相によるミササガ市とオークビル市の発電所建設計画中止など前政権時代の失策が影響しているとされており、ウィン州首相は「有権者の声を真摯に受け止めねばならない」と語っている。



(8月16日号記事)