サーローさんがノーベル平和賞授賞式へ

(2017年11月10日号記事)


広島での被爆体験者でトロント市に居住するセツコ・サーローさん(85)が今年12月、ノルウェーのオスロで開かれる2017年度ノーベル平和賞の授賞式に出席し、受賞することが明らかになった。
サーローさんは13歳の時に広島市で被爆を体験、1950年代にカナダ人男性と結婚しトロントに移住した。
サーローさんは、2007年に核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が核兵器廃絶を訴える国際NGOとして発足して以来、中心的メンバーだったとしている。
ICANは「国連で核兵器禁止条約が採択されるにあたり、サーローさんが重要な役割を担った」と述べている。
カナダは、核兵器禁止条約を批准していない国だが、サーローさんはトルドー首相に対し「世界中に拡散している核兵器をなくすためにもっと努力してほしい」と要請した。