サンダース米上院議員が講演を行なう

(2017年11月10日号記事)


昨年の米大統領選の民主党候補の座をヒラリー・クリントン候補と争って敗れたバーニー・サンダース上院議員が、カナダの医療制度を実地に検証するためトロント市の病院を訪れた後、10月29日にトロント大学で講演を行った。
同議員は「カナダの医療制度を高く評価するが、それでも完璧とは言えない。テクノロジーが進歩するにつれ、必要な物事も変化していく。
すべての問題に答えを出している国はどこにもない」と述べた。
さらに同議員は、「製薬業とデンタルケアは米国もカナダも直面している問題だ。低所得者層の大人と子供が必要な時に歯科医に行くことができない事態をないがしろにすることはできない」と語った。
サンダース上院議員は米国の現在の健康保険制度は複雑で低所得者層が十分な恩恵を受けていないと主張し、カナダのような制度を取り入れるべきだと訴えてきた。
今回の講演でも「カナダの医療制度から多くのことを学んだ。
この収穫を米国に持ち帰り、議会や国民に向かって説得を続けていきたい」と述べた。