ロブローのCEO、最低賃金引き上げに警鐘

(2017年8月11日号記事)


7月26日、カナダ最大のスーパーマーケットチェーンとドラッグストアチェーンを展開するロブロー・カンパニーズ・リミテッドのCEO兼会長のゲーレン・ウェストン氏が、「オンタリオ、アルバータ両州の最低賃金引き上げは健全経営を損なう恐れがあり、コスト削減の方法を見出して行かねばならなくなる」と警告した。ロブロー・カンパニーズ・リミテッドは全国にショッパーズ・ドラッグマート、ロブローズ、ノー・フリルズのチェーンを展開している。ウェストン会長は「我々の前途には深刻な財政的逆風が待ち受けているため、どのようにして対処するか計画を練っている。最低賃金の引き上げで来年度の賃金コストは1億9000万ドル増が見込まれるだろう」と語った。オンタリオ州政府は現行の最低賃金11ドル40セントを10月には11ドル60セントに引き上げ、2018年1月1日から14ドル、2019年1月1日から同15ドルに引き上げることを提案。アルバータ州政府は2015年に最低賃金10ドル20セントだったのを2018年までに同15ドルに引き上げることを提案している。