カレッジ教職員組合スト中止

(2017年12月8日号記事)


オンタリオ州内24のカレッジに勤務する約1万2000人の教職員らが属する組合と、カレッジ管理機構の労働協約改訂交渉が暗礁に乗り上げ、組合側が10月15日から全面ストライキに突入、約50万人の学生が授業を受けられない状態が5週間に及び、11月19日に至ってオンタリオ州政府が組合に対し、職場復帰を命ずる法案を議会で通過させた。21日から各カレッジで平常通りの授業が再開されたが、失われた5週間分の授業を、約2週間延長して繰り込まれる学期内でこなすのは、かなりのストレスになると自治会関係者は話している。カレッジ管理機構側は「組合との交渉が暗礁に乗り上げ膠着状態だったので、州政府の介入はタイムリーなものだ」と評価。管理機構側は「賃上げ、労働条件引き上げなど、多くの面で組合側とほぼ妥結にこぎつけていたが、学問的自由の解釈などをめぐって一致点を見出すことができなかった」とコメントしている。