カナダ郵便の戸別配達廃止へ

(2013年12月20日号記事)


12月11日、カナダ郵便公社は都市部での郵便物の戸別配達を今後5年以内に全面的に廃止することを発表した。戸別配達に代わり、すでに全国の農村部などで浸透しつつある集合郵便受けが都市部でも順次、使用されることになるという。
同時に、来年3月31日付で切手の代金が大幅値上げになることも明らかとなった。声明の中でカナダ郵便公社は、「デジタル機器の発達と従来の手紙類の大幅な減少などのため、経営状態は悪化を続けており、深刻な事態と なっている。このままでは、納税者に多大な負担を掛けることになる」と説明している。国内の郵便物の量は過去5 年間で約25%減少しており、カナダ郵便公社は今年度の第2四半期で、すでに1億400万ドルの経常赤字を出してい る。今後7年以内に郵便物の量はさらに25%下回ると予測されており、郵便物の戸別配達廃止が同公社の経常赤字に 歯止めを掛けることができると期待されている。